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2019.09.03

エンジニアの技術収集について

はじめに

久々の更新となりました。

ここ数ヶ月、怒涛の改修と山のようなタスクに追われなかなか記事を書く時間と気力を用意できずにいました。

ただ、最近ようやく落ち着いてきたのでブログの更新も再開していきたいと思います。

今回はエンジニアの情報収集について、最近僕が使っている方法を書いていきたいと思います。

フロントエンド情勢

フロントエンドのエンジニアとなると、色々なツールが出てきては消えていく世界です。

別に自分がコーディングできるならいいじゃん、という人もたまにいますが、個人で作れるようなプロダクトであればそれでもいいと思います。

しかし現実としてはそうではないかな、と思います。

多くの開発現場は複数のエンジニアがチームを組み、更に毎日のようにタスクが発生しています。

そして、その分コーディングに求められるスピードも上がってきている状況です。

そうなると、やはりより良いチーム開発のために、技術を知り、比較し、使えるようにならなければなりません。

そのための技術の収集方法について今回は書きます。

情報収集1 「モヒカンSlack」

Slackのワークスペースである、「モヒカン」

究極のIT系最新技術情報収集用Slackチーム公開 – モヒカンSlack – – Qiita

かなり有名な手段というか、なんなら「全てはここから始まる」くらい超強力な手段です。

チャンネルは本当に大量にありますが、

  • ・qiita-daily/weekly/monthly
    • >Qiitaのランキングを毎日投稿してくれる
  • ・web-front/web-design フロント・デザイン系チャンネル
    • >様々なフロント技術やデザイン系の記事を教えてくれる
  • ・blog-ja/en
    • >日本/海外の技術系ブログの更新を教えてくれる。特にテック企業のブログが多い。

など、ここらへんのチャンネルを抑えておくとかなりフロント系としては知識が収集できます。

この手段のいいところは、毎朝Slackを開けば勝手に情報が目に入ってくることです。

いちいちブログを1つ1つ回ったり、Qiitaにアクセスしたりしなくても情報が入ってくるので、自然に情報収集できます。

情報収集2 「Qiita」

いくらモヒカンが強力とはいえ、自身の欲しい情報が確実にみられるわけではありません。

そこでQiitaのお気に入りタグ機能を使って、自身の興味があるタグの記事を読んでいきます。

また、ランキングで上がっている記事が参照している記事も読んでいくと、周辺知識が固まるのでかなり有益です。

特に、人気な記事では新人にはわからないことが書いてある記事が多くあります。

そんなときには参照されているQiitaの記事を読んだり、わからないワードを検索することで周辺知識も固まっていきます。

いろいろ見てみる、というのは重要ですね。

情報収集3 「講演会」

ConpassやDoorKeeperなどで参加できるような講演会はなかなか面白いです。

というのも、上述の手段に比べ、映像として情報を理解でき、さらには質問もできたりします。

しかも、スピーカーはそれなりの理由があって選ばれることが多く、時間を割いて準備を重ねたうえで登壇します。

また、多くのケースで技術的な話だけでなく、組織であったり社内の話についても触れることができるのは面白いです。

技術の移行を行うために、ブログでは書かないような取締役との交渉など様々な裏話が聞けるのも講演会ならではです。

情報収集を通して

情報収拾は楽しいです。とはいえ、情報を集めるだけではあまり意味がありません。

集めた情報を業務や実際の開発にどう活かすかというところが結局一番重要ですね。

ここ数ヶ月、何回か外部のエンジニアの方の話を聞く機会があり、その中で「その技術が、本当に問題の解決に繋がるのか」という言葉が印象に残っています。

実際のところ、流行りの技術を取り入れたいという気持ちが先行することはあらゆる場面で起こりうると思います。

一瞬、自分がやりたいと思った手法でも、チームに引き継げなければ結局苦労するのは自分です。

また、新しい技術、特にフロントエンドで最先端ともなると、歴史あるツールに比べ結局自由が効かないことも多くあります。

だからこそ、情報は収拾し続け、また実際に触れてみながら業務に活かせるかを慎重に検討したいところです。

結局、情報収拾というのは自分の引き出しを増やし、いざというときにきちんと役立てるかというところに落ちるのかなと思います。

そういった視点で情報を収拾すると、ただの趣味ではなく、きちんと身になる情報収拾になります。

終わりに

久々に文章を書いたので短めになってしまいました。

ただ、結局続けないと何も生まれないな、と思ったのでとにかく続けることを意識していきます。

タスクに終われる日々ですが、個人開発やブログの更新も頑張っていきます。

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佐藤樹
2019年4月にハッピーズへ新卒入社。 人を笑顔にできるサービスを作るのが夢。