Developer Blog エンジニアブログ

2019.04.23

最近よく言われること

こんにちは。岩切です。
またもや技術部分から離れてしまいますが、気になったことがあったので書きたいと思います。
非常によく言われるので多分人生で一番考えることが多いことかもしれません。笑

先日友人と話しているとこんなことを言われました。

「なんでそんなに怒らないの?怒った方がいい時もあるんじゃない?」

これは結構いろんな人に言われることがあって、「なんで怒らないの?」の他にも「ムカつくことないの?」とか「嫌なこと言われたりしたらイラっとしないの?」とか言われますが、もちろんそんなに人が出来ている訳ではないのでムカつくこともイラっとすることもあります。笑
ただ顔には出ないです。というか出さないです。明確に自分の中で切り分けていることがあるからです。

これ以下はあくまで自分の経験からの意見ですので賛否あるかなーとは思います。

「怒る」ことのデメリットは大きい

「なんでそんなに怒らないの?」と言われたら僕は「意味がないから。むしろお互い不幸だから。」と答えます。
なぜかというと「怒る」ことにはメリットはなく、デメリットも大きいと思っているからです。(メリットがあるとすればストレス発散くらいでしょうか?笑)
怒るということは「感情的になって相手に不満をぶつける」ということです。
つまり怒りという感情を自分で制御出来ていないんです。
そして大抵の場合相手のことを考えず言葉を荒げがちです。
言葉というものは不思議なもので、ささいな言い回しの違いで相手に与える印象は格段に違います。
もちろん相手によって変えていかないといけないんですが、「怒ってる人」というのはそのささいな言い回しの部分で「相手にダメージを与えてやろう」という部分が出てきてしまいがちです。

これによって何が一番デメリットになるか。
怒る側はそもそも「感情的になって怒る人というレッテルを貼られる」ということ。
それと「怒られた側が自分の顔色をみて動いてしまう」ということ。
怒られる側はシンプルに「指揮が下がる」こと。

でも、怒ってその内容が直ればメリットじゃないの?

なんて声が聞こえて来そうですがそんなことありません。
実際怒ってその内容が直ったとしてもそれは大抵の場合「怒られたからやっている」のです。
つまり「あの人めっちゃ怒るからやんなきゃ、、」と怒られないためにやっているというだけで、そこにはなんの生産性もありません。
目の前の現象だけ見ればいいかもしれませんが長い目で見ると萎縮して言いなりになるだけで自分で考えてやることはなく、「自分が言い続けないとだめな人」になってしまう可能性大です。
それが生産性がないと思っている1番の理由です。

怒りたい場合はどうしたらいいか

つまり怒りたい時がある時は「叱りましょう」という話しですね。
よく「怒る」と「叱る」は違うと言われますが、僕もその通りだと思います。
「怒っている本人が違いを意識している場合に限り」ですが。笑
なぜ叱るのかの理由を説明して理解し、それを次に生かす。
そのサイクルが能動的に、前向きに動くための意識作りかなと思います。

まとめ

とりとめもなく書きましたが、全部僕の主観なので違う考えの方はたくさんいるかもしれませんがこう考えているやつもいるということでスルーしてください。
「叱る」じゃ効かない!とか部下に理由なんて説明するのはめんどくさい!という方もいると思うのでそれはその方自身のマネジメントで進めていただければと思います。

僕が願うのはみんながHappyに仕事が進められる組織にしたいというその一点です。
そのためにはお互い意見を言い合うとこは大事ですが、喧嘩や一方的な詰めは必要ないと思います。
これからもチームで気持ちよく意見が言える組織を目指したいと思います!

1

この記事を書いたメンバー
岩切勇馬
岩切勇馬
横浜市出身。美容師からSESを経てwebエンジニアへ転身。 現在Happysの開発チームリーダーを務める。